la-colombe-dor

ラリック LALIQUE

トップ > ラリック
  • トップ
  • このサイトについて
  • ガレ
  • 作品リスト
  • プロフィール
  • ドーム
  • 作品リスト
  • プロフィール
  • ラリック
  • 作品リスト
  • プロフィール
  • その他
  • セレクト
  • フォト
  • お問合わせ
  • サイトマップ

作品リスト

プロフィール

ルネ・ラリック

エミール・ガレ

ルネ・ラリック
René Lalique
(1860-1945)

 ルネ・ラリックは、アール・ヌーヴォー期には宝飾作家として、アール・デコ期にはガラス工芸家として活躍した、二つの時代を代表する装飾芸術家です。
 1860年4月6日、フランス北部シャンパーニュ地方のアイに生まれました。16歳で父が他界したため、若くして宝石細工師ルイ・オコックに弟子入りし、その後アーツ・アンド・クラフツ運動の展開するロンドンで美術を学びました。帰国後は宝飾デザイナーとして独立、1900年のパリ万博では、自然と女性をテーマにした象徴的なアール・ヌーヴォー様式のジュエリーでグランプリに輝きます。
 しかし、1909年、香水商フランソワ・コティ(1874-1934)のために制作したガラスの香水瓶《シクラメン》をきっかけに、ガラス工芸家へと転身していきます。最新式の機械を投入し、「型吹き成形」や「プレス成形」などの鋳型成形法を駆使して、芸術性の高いガラス作品の量産をめざしました。第一次世界大戦後は、アール・デコの風を敏感に察知して、スピード感や機能性といった新しい美意識を表現し、自然と女性をモチーフに、花瓶や立像、ランプ、カーマスコット、そして蓋物や香水瓶、テーブルウェアなど、そのカテゴリーは驚くほど多岐にわたります。
 1925年、パリで開催された現代装飾美術産業美術国際博覧会(通称「アール・デコ博覧会」)では、ガラスの可能性に挑む大規模なパヴィリオンや噴水塔で人々を魅了し、アール・デコのガラス工芸家として不動の地位を築きました。
 1945年5月5日、85歳で他界しますが、ラリック社は現在も高級ガラスメーカーとして存続しています